結果的に

20日まで新宿末廣亭の夜の部に出ておりました。
時間は17時15分。
この時間は一番お客さんが少ない。
昼夜の入れ替えが無くても帰ってしまいますしね。
また仕事をしてる人はこの時間には来られない(ここでの仕事とは通勤電車で通う一般的な会社員等という意味です)。
昼の部から残ってる人プラスαという感じでしょうか。
なんかお客さんも一番疲れてる頃なんでしょう、最初からウトウトしてたりする。
人数が少なくて空気が「停滞」してると、あまり声に出して笑わない。
そりゃそうでしょう、逆の立場だったら僕だって笑わない。

あまり夜の部に出たことなかった僕は、やっと気が付きました。
こんな時に無理に笑わそうとしても無駄(却ってドツボにハマることも)。
やりたい噺を普通にやるのが一番。
結果その方がウケたりする。

そうはいうものの、ね…


本日は19時より都営新宿線「曙橋」近くのお店「オリーブ」で落語会です。
フラメンコギタリストとの共演です。
是非お越し下さい。
お待ちしております。
1ドリンク付2,500円です(前売り)。
コメント下さい。
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追悼企画

昨日は『ヨセゲー#34』にご来場下さいまして誠にありがとうございます。

次回は来月の8日です。

らくごカフェで19時開演、前売り1,800円は同じ。

僕は出演の予定はなかったんですが、柳家小蝠の代わりに「くず湯」をやることになりました。

実は#35は彼のやりたかった企画『圓右噺』だったんです。

彼が大好きだった3代目三遊亭圓右

その圓右師匠の得意にしてた噺を特集します。

追悼を引っ張るつもりでは決してないのですが、結果的にそうなってしまうかも・・。

お時間ございましたら是非お越し下さい。

お待ちしております。

 

 

 

 

逆転

先月の『すえひろがりの落語会』はありがとうございました。
更新してなかったので大変遅くなりましたm(__)m

本日はこれから『ヨセゲー』がございます。
神保町らくごカフェにて、19時から。
前売り1,800円です。
「ブログ見た!」とか受付けで仰って下さい。
ホントは柳家小蝠が出演する予定でした。
その枠を追悼企画にします。
企画といっても、雑談する程度でしょうが。

彼は苦労人でした。
談志師匠のとこをクビになり、芸術協会で前座からやり直したんですから。
立川の頃は彼の方が先輩でしたが、芸協に入ってからは後輩という…立川の頃はそんなに面識なかったので、まだ良かった。
その頃から仲良い人は未だに「兄さん」言うてますからね。

そんな小蝠さんの思い出の品も持って行きます。
是非お出で下さい。

飲んでた

今夜は『すえひろがりの落語会』があります。
日本大学文理学部出身のメンバーで立ち上げた会なんです。
瀧川鯉橋、春風亭小柳、昔昔亭桃之助笑福亭里光
学生の時と先輩後輩が逆転しておりまして…非常にやりにくかった。
もう慣れましたが。
学生時代から一緒に酒を飲んでたメンバーでもあります。
今回は落語芸術協会の定席枠でやらせてもらいます。
今日の主任は昔昔亭桃之助です。
あ、お客様はもちろんどこのご出身でも結構ですよ!

ゲストには三遊亭笑遊
笑遊師匠も文理学部出身です。
それから漫才のカントリーズ。
えざお君が残念ながら怪我で出演できなくなりましたが、福田君が来てくれるそうです。
ピンで何をしてくれるんやろう?
ある意味貴重かもしれません。
18時から、前売り1,500円です。
もし直前まで迷ってる方がいらっしゃいましても大丈夫。
受付けで「日大関係者です」と言って下さい。
全く(日大とは)関係なくても仰って下さい。
前売り料金になります。
お待ちしております。

映画!?

9.11の時も柳家小蝠と一緒にいました。
浅草演芸ホールの帰りに一杯やってたんです。
飲み始めて間もない頃でした。
店のテレビには、飛行機がビルに突っ込む映像が。
ハリウッド映画で欧米人観光客が大盛り上がりしています…

あれが悲鳴だと理解するまで、そんなに時間は掛かりませんでした。

えらいこっちゃ!早う帰ってニュース見な!!

とは思わなかったんですね。
気が付くと新宿のサウナにいましたから。
どこでどう飲んでたか(または飲まれてたか)、良く覚えてないんですよ。
小蝠さんとハナから2人っきりで朝まで飲んだの、あれが最初で最後かもしれません。

朝方のサウナでももちろん同じ映像が。
隣のオッチャンが口をあんぐり開けたまんま固まってたのが記憶に残っています。
人間はホントに驚くと声も出ない、というのを他人で初めて目の当たりにした瞬間でした。
ってか、今頃驚くんかい!?

無感情

既に東京で学生生活を送っていました。
たしか試験前だったと思います。

あまりラジオを聴く方ではないんですが、その日に限って付けっ放しで寝てしまった。
朝方、アナウンサーの絶叫で目が覚めました。

なんやろう?

ぼんやりしていました。
程なくして電話が。
東京に住んでた祖母でした。

テレビ付けてみ!

そこには崩壊した街、燃えている街の映像が。
各局とも似たような映像。

映画!?

まだ僕の頭は起きてません。

何を言ってんの!あんたの実家だよ!!


父が新聞社に勤務してた(その日はちょうど泊まりでした)ので、父経由で母と弟の無事が確認できました。
直接喋れたのは昼過ぎ、大学の公衆電話でした。
まずは警察や消防、マスコミ、公衆電話、一般電話の順で回線が優先されるそうです。
当時は珍しかった携帯電話は殆ど繋がらない。
今は回線の種類も増えたし、変わったのかもしれませんが。

とりあえずこっちは無事だから、試験受けてから帰っておいで。

まだ新幹線が京都までしかいってなかったかなぁ。

ヨセゲー

今年最初のヨセゲーにお越し下さいまして、誠にありがとうございます。

小蝠が亡くなったと連絡があったのは、らくごカフェに行く電車の中でした。
何が起こったのか分からない、無感情状態が続きました。
人間ってホントに驚いた時は声も出ないと言いますが、感情も出ないんですね。
泣いたのは会も打ち上げも終わって帰った時です。
ご常連のお客様で打ち上げを楽しみにされていた方は申し訳ありません。
どうしても仲間内だけで飲みたかったんです。
ご理解下さい。

次は25日(木)。
お江戸日本橋亭にて『すえひろがりの落語会』があります。
18時より、前売り1,500円です。
日大文理学部出身の昔昔亭桃之助、瀧川鯉橋、春風亭小柳、僕が出ます。
ゲストは三遊亭笑遊
笑遊師匠も日大文理学部の出身です。
もちろんお客様はどこのご出身でも結構です。
ただそんなきっかけで始まった落語会だということです。
宜しかったら、お越し下さい。
お待ちしております。